駒の尾山〜鍋ヶ谷〜〔04〕船木山〜〔08〕ダルガ峰

標高差:530m
兵庫県千種町

2004年10月17日


後山から千種スキー場まで縦走コースがあるらしい。後山は二度登っているので県道72号線途中からの駒の尾山登山口から登る。
登山口からの道はカシミール上の道とは違う様で緩やかな道が続き,楽に歩ける半面、標高は稼いでくれない。途中、鹿を二頭見かけるがカメラを構える前に逃げてしまった、倒木が多くすんなりとは歩けない。
47分で尾根道の分岐点に出る、左側に進路を取り駒の尾山を目指す。尾根道は山陽自然道となっており巾広く整備が充分されている。最初に急登をこなすと後は穏やかな道となり、避難小屋のある分岐点を通り、1時間17分で駒の尾山頂に着く

山頂は広く展望が良い。三室山、氷ノ山、那岐山が望めるが霞みが強くクッキリ見えるとは言い難い。 次に大江山の鍋塚のそっくりな鍋ヶ谷山を目指すが、この辺だろうと思っても山頂の標識が見当たらず、ドンドン進んでいると船木山に着いてしまった。登山口から2時間所要。船木山はピークらしピークは無く、展望も全然利かない、目の前に後山が見えるが今日はここで引き返す。鍋ヶ谷山の標識を探しながら引き返していると三角点だけ確認出来た。再度、駒の尾山に登り景観を見てから分岐点へ引き返す。

3時間10分で登ってきた分岐点に戻る。ここから反対方向のダルガ峰方向へ進む。 最近の台風の影響と思われる根っこからの倒木が道を塞ぐ様になり、歩き辛くなるが、倒木以外は遊歩道的なBMXでも走れそうな広い道が続く。 ダルガ峰を確認出来ないまま3時間で千種スキー場のリフト最上部に出てしまう。これ以上の縦走路がなさそうなのでゲレンデを降りる。滑って降りれば1分も掛からないゲレンデを15分掛けて県道に出る。後は県道を歩いて車まで帰る。

3時間30分を要して縦走を終える。千mを越える山ながら楽な山であったが、何の取り得も無い山に感じた。
←クリックすれば大きなります。

登山口の前にある駐車場。あずま屋もあり10台は停めれそう。

県道に面した登山口標識。
直ぐに崖にぶち当たるが崖を登ると登山道が開ける。
斜度は少なく斜面を横切る様に登山道が続く。

途中で見付けた美味しそうなきのこ群。

47分で尾根の縦走路に出る。
山陽自然歩道になっており、広く歩き易い道となる。

急登の部分は少なく、分岐点の両側にあるのみ。

避難小屋の内部、毛布等置いて無いが広々とした
きれいな避難小屋であった。
駒の尾の避難小屋、右側は駒の根山頂、左側が後山まで続く縦走路。
展望の良い ”駒の尾山”(1,280m)に着く。
日曜日なのにハイカーは少なかった。
霞んではいるが三室山、氷ノ山、那岐山が望めた。
左の登山道が見える丸い山は ”鍋ヶ谷山”、右端が ”船木山”、
中央奥が ”後山”、”鍋ヶ谷山”で引き返そうと思っていたが・・・
鍋ヶ谷山”の三角点のある周辺、山頂には思えなかった。
これが ”船木山”(1,334m)山頂。
標識がなければ縦走路途中にしか思えない。 展望無しで最低!
うまそうなデカイきのこ、危ないので収穫はしない。
  カシミールの登山道と実際の登山道が違っていた為に登山口を探すのに30分以上もロスしてしまった。 やはりGPSを持たないと本当の行動図は書けないか。
千mを越える4山の縦走であったが、かなり楽な山歩きだった。
ただ、駒の尾山を除いては展望が効かず、面白くない縦走に思えた。

スキーを止めて15年、久し振りに訪れた千種スキー場は昔と変らず狭いゲレンデだった。 しかし、駐車場は舗装され進化はしていた。
”ダルガ峰”を確認出来ないまま ”千種スキー場”に出てしまう。
これ以上の縦走路がなさそうなので、ゲレンデに降りる。
宍粟50山に戻る

宍粟50山』  岡山との県境尾根を歩く。